立ち仕事と座り仕事、どっちがいい?メリット・デメリットを比較

こんにちは!エーオーシーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを全力サポートする会社です。

今回は 立ち仕事と座り仕事のメリット・デメリット についてお伝えしたいと思います。

「立ちっぱなしの仕事はしんどい」「座りっぱなしの仕事も疲れがたまる」——働き方によって感じる負担は人それぞれです。「どちらの仕事のほうが楽なの?」と疑問に思う人もいるでしょうが、結論から言えば、立ち仕事・座り仕事にはそれぞれにメリットとデメリットがあり、一概に「どちらが良い」とは言えません。

大切なのは、それぞれの特徴を理解し、自分の体質やライフスタイルに合っているかどうかを見極めることです。

この記事では、代表的な立ち仕事・座り仕事の種類から、メリット・デメリット、そして疲れを軽減するための対策まで、分かりやすく解説していきます。

立ち仕事・座り仕事が多い職種

立ち仕事が多い職種

飲食店スタッフ、アパレルスタッフなどの接客業
看護師・介護士など医療・福祉関係の職種
工場・倉庫スタッフ(ライン作業、ピッキングなど)
建築作業員、土木作業員
警備員

立ち仕事は「人と接する」「動きながら作業する」業務が多く、体力を使う場面が多めです。

座り仕事が多い職種

事務職
コールセンタースタッフ
工場の検査・検品スタッフ
プログラマー、SE(システムエンジニア)
Webデザイナー、Webマーケターなどweb業界の仕事

座り仕事は「PC作業」や「細かい確認作業」が中心で、正確性が求められます。

立ち仕事のメリット・デメリット

立ち仕事のメリット

眠気防止・集中力アップ

立って働くことで、体の緊張感を保ちやすくなり、集中力が長く続きます。特に昼食後の眠気が起こりにくいのは、立ち仕事ならではのメリット。

消費カロリーが多い

立ち続けることでカロリーを消費し、足腰も鍛えられます。運動不足の解消や基礎代謝アップに貢献し、健康的な体づくりにつながります。

姿勢の崩れを防ぎやすい

座って作業をしていると無意識に背中が丸くなりがち。立って作業するほうが背筋を伸ばしやすく、姿勢が整いやすい傾向があります。

立ち仕事のデメリット

体力的に疲れやすい

長時間の立ちっぱなしは体力を消耗し、足や腰の筋肉に疲労がたまります。体力に自信がない人には、疲労感が大きいでしょう。

足腰への負担が大きい

長時間同じ姿勢で立っていることで、足腰の筋肉が硬くなったり、腰椎・膝関節に負担がかかったりします。長期的には腰痛・関節痛のリスクも。

足がむくみやすい

ずっと立ちっぱなしで動かずにいると、足の血流が滞留してむくみにつながります。「夕方になると足がパンパンにむくんでしまう」という声もよく聞かれます。

座り仕事のメリット・デメリット

座り仕事のメリット

体の負担が少なく疲れにくい

座って作業するため体力の消耗が少なく、体力に自信のない人でも続けやすいのが特徴です。立ち仕事と比べると、筋肉の疲労はかなり抑えられます。

快適な職場環境で働けることが多い

座り仕事の多くは、空調の整ったオフィスなど室内で行います。年中過ごしやすい環境で働くことができ、環境面でのストレスが少ないのも人気の理由です。

テレワークが可能な場合もある

パソコンを使用する座り仕事は、テレワークが可能なケースもあります。働く場所を選ばないため、ワークライフバランスを重視する人に向いています。

座り仕事のデメリット

運動不足になりやすい

座ったままの状態では消費カロリーはほとんど増えません。筋肉も衰えやすくなり、体力が低下しやすいのが大きなデメリットです。

肩こり・腰痛・眼精疲労のリスク

長時間同じ姿勢で座り続けることで、血行不良になり筋肉が硬くなってしまいます。肩こりや腰痛に悩まされる人は多く、またパソコン作業で眼精疲労になることも。

健康リスクが高まる

座りっぱなしは肥満や生活習慣病、エコノミークラス症候群など健康リスクを高めるとされています。「座りすぎは第二の喫煙」と言われるほど、近年は問題視されています。

立ち仕事・座り仕事の疲れ対策

立ち仕事と座り仕事、どちらでも問題になるのが身体への負担や疲労です。疲労を軽減するための対策をご紹介します。

立ち仕事の疲れ対策

正しい姿勢を意識する

頭頂部を上から糸で引っ張られているイメージで立ちます。両足に均等に体重をかけ、重心が片側に偏らないようにします。

仕事の合間に体を動かす

屈伸や軽いストレッチが効果的です。筋肉をほぐし血行を改善することで、疲労解消のほか、むくみ防止にもつながります。

靴を見直す

自分の足のサイズに合った、疲れにくい靴を選びましょう。クッション性のある靴や、足裏をサポートするインソールを使用することで、足腰への負担を軽減できます。

座り仕事の疲れ対策

正しい姿勢を意識する

椅子には深く座り、骨盤を立てることを意識します。背もたれに腰を軽く当て、背筋を伸ばして顎を軽く引きます。パソコン作業の際は、モニターと目線の高さを合わせます。

こまめに立ち上がる

30分〜1時間に一度は立ち上がり、ストレッチや歩行で血流を改善。気分もリフレッシュし、集中力が途切れにくくなる効果もあります。

適度な運動習慣をつける

運動不足解消のため、続けられる運動を日常に取り入れることが大切です。筋力維持や姿勢改善にもつながります。仕事帰りに一駅手前で降りて歩くのもおすすめです。

まとめ

立ち仕事と座り仕事、それぞれには明確なメリットとデメリットがあります。「体力があり、動くのが好き」なら立ち仕事が合っているかもしれませんし、「落ち着いて作業したい」「体力に自信がない」という人には座り仕事が向いている場合もあります。

どちらが自分に合っているか迷ったときは、
・自分の体力・性格
・慣れている環境
・健康状態
これらを総合的に見て判断するのがおすすめです。

どちらの働き方でも、疲れを軽減する工夫を取り入れれば、より快適に、長く続けられる仕事になります。

以上で、「立ち仕事と座り仕事のメリット・デメリット」についてお伝えいたしました。

皆様のお役に立てたならうれしい限りです。今後も役立つ情報を発信していきますので、ぜひチェックしてください!

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