あなたは大丈夫?電話応対~NG敬語~

こんにちは!AOCの人材開発室です☆
社会人が身につけておくべきことはたくさんありますが、その中でも電話のマナーは知らないと恥をかいてしまうことも少なくありませんよね。
今も昔もビジネスシーンにおいて電話対応は、会社全体の印象を左右するほど重要なものなのです。
どの様な業界でも言えることですが、日々オフィスには実に様々な用件の電話が鳴り続けているものです。
そんな重要な電話応対の時に、知らないうちに間違った敬語を使っているかもしれません。
今回は、電話応対で意外と間違って使っているNG敬語をご紹介いたします。

「もしもし」


プライベートの電話では当たり前に使っている「もしもし」は実はビジネスシーンではNGなのです。もしもしの語源は「申す申す」の略語といわれています。略語の使用はビジネスシーンでは相手に失礼にあたると言われています。仕事の電話対応でうっかり「もしもし」と言ってしまったとしてもクレームになったり、大問題につながることはまずないですが、上から目線だという印象を与えてしまうのでビジネスシーンではマナー違反となります。

もしもしの代わりに使うフレーズ
電話の話初め、内容が聞きとれない、確認したいときなどに、もしもしとよく使いますよね。では代用できるフレーズをいくつかご紹介します。

「お電話ありがとうございます」
「はい」
「はい、お電話代わりました」
「お待たせいたしました」
「恐れ入ります、少しお電話が遠いようですので、もう一度お願いいたします。」

「お名前を頂戴できますでしょうか」


一見、謙譲語でお客様や目上の人に使用する敬語としては正しいのでは?と思いますが、組み合わせがNGなのです。意味としては「名前をもらう」、そもそも名前は人にあげるものではありませんよね。

名前を聞くときの正しい言い方

「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」
「お名前を教えていただけますか」
「お客様のお名前を教えていただけますでしょうか?」
「恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
「恐れ入りますが、お名前をお聞かせ願えますでしょうか?」

Point☆クッション言葉を使うととても好印象です。

「■■会社の◇◇様でごさいますね」


ございますは丁寧語ではありますが尊敬語ではないので、相手の名前につけてしまうのは間違いです。
正しくは「■■会社の◇◇様でいらっしゃいますね」です。

「●●は本日お休みをいただいております」


電話応対時に、ついこのように答えてしまっている人は多いのではないでしょうか。上司や同僚に対して、「昨日はお休みをいただきまして、ありがとうございました」と使うのであれば問題はありません。また、社外の人に使う場合であっても、自分の休みが何らかの形で相手に関係してくるような場合は、「休ませてもらう」という意味で「休みをいただく」という言い方をすることも可能です。人によっては、「休みをいただく」という表現が、休みを与える側、つまり自分の会社に対して敬語を使っているように聞こえることもあるかもしれません。

正しい言い方は?
「申し訳ございません。●●は本日休みを取っております」
「あいにくですが、●●は本日休暇を取っております」

「わかりました」「了解しました」


どちらも丁寧な言い方ではあるものの謙譲語ではないので、お客様、取引先の方、目上の方には失礼にあたります。正しくは「かしこまりました」「承知しました」です。

まとめ


いかがでしたか?プライベートの電話ではつい使ってしまいがちな言い回しや表現なども、いざビジネスのシーンで使ってしまうと、相手に対して不快な印象を与えかねません。
日々の生活やビジネスシーンから正しい言葉遣いを意識しておくことで、より丁寧な電話対応につなげていけるでしょう。
以上で「あなたは大丈夫?電話応対~NG敬語~」をお伝えさせていただきました。
皆様のお役に立てたらうれしい限りです。
ぜひ、引き続きよろしくお願いいたします。

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