製造業の「品質管理」って何をするお仕事?

こんにちは!エー・オー・シーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを全力サポートさせて頂く会社です。

このブログではお仕事をこれから探す方、今お仕事をされている方に、お仕事選びや働き方、工場で働く魅力や本音をお伝えさせて頂きます!

今回は「品質管理のお仕事」についてお伝えしたいと思います。

「品質管理の求人を見たけど、具体的にどんな仕事?私にもできる?」と疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

品質管理は製造業において重要な役割を担っています。今回はそんな品質管理のお仕事についてご紹介します!

品質管理とは?

品質管理とは、自社工場で製造する製品の品質を管理する取り組みのことです。不良品・不適合品の発生を防ぎ、安定した品質を維持するため、完成品だけでなく一連の生産工程全体を管理します。

品質管理はものづくりを行う企業にとって必要不可欠です。製品の品質を守るということは、企業の社会的信頼を守るということ。不具合のある製品を販売してしまうと、ブランドイメージは失墜してしまいます。

品質管理は非常に責任重大な仕事といえます。

類似する言葉に「品質保証」がありますが、似ているようで異なります。

品質保証は製品の品質が基準をクリアしていることを顧客に対して保証することで、企画の段階からアフターサービスまでの広範囲を対象としています。

対して品質管理は、生産から販売・出荷までのプロセスの管理や改善を図るために行われ、対象範囲は生産工程に限られます。

品質管理の業務内容

品質管理業務は主に「工程管理」「品質保証」「品質改善」の3つに分けられます。

工程管理

製造工程や作業手順を管理する業務です。各工程の効率を最大化し、高品質の製品を大量生産することを目的に管理を行います。

・最適な作業手順の設定

・作業者の育成

・設備の維持・管理

・製造工程を正常に保つ管理(各工程の見える化)

品質検証

製品の品質が保たれているか、検査を行い保証する作業です。

・仕入れた原材料や部品などの品質検査

・できあがった製品の品質検査

・製造プロセスの監視

品質改善

不良品の発生など不具合が起こった場合に、その原因を突き止め再発防止策を考えます。また不具合の発生を未然に防ぐため、問題点を洗い出し改善を行います。

品質管理の手法「PDCAサイクル」

PDCAサイクルはビジネスの場でよく使われる業務管理の手法の1つで、聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

元々は製造業のための品質管理手法で、生産工程における課題点を特定して改善するために用いられています。

Plan(計画):具体的な行動計画を作成する

Do(実行):立てた計画を実行する

Check(評価):実行した結果を検証、そうなった原因を分析する

Action(改善):検証結果から課題を見つけ改善案を考える

の4つのプロセスを繰り返します。

品質管理の仕事には明確なゴールがなく「目標を達成したら終わり」ではありません。品質の向上のために、課題の改善を継続的に行います。

未経験でもできる?

品質管理は製造業において必要不可欠な工程なので、ほぼすべてのものづくり企業で品質管理の仕事があります。ただ業務の幅が広く、専門性の高い仕事もあれば未経験者でもできる仕事もあります。

そのため採用の条件は企業によって異なり、未経験者でも採用するという企業、理系出身者に限定している企業、関連業務の実務経験がある人に限定している企業などさまざまあります。

資格・スキルは必要?

品質管理の仕事に就くうえで、絶対に必要な資格はありません。

しかし「品質管理検定(QC検定)」を取得すれば、学んだ知識を業務に活かせたり、就活時のアピール材料になったりします。

品質管理検定とは、品質管理の業務に関する知識レベルを測るための検定試験です。1級から4級までの区分があり、一番難易度が低い4級は就職を控えた学生さんも受験しています。

また品質管理では統計的にデータを収集・解析していくので、統計学の知識があれば活かすことができます。

品質管理のやりがい

・企業のブランドイメージを守ることができる

企業にとって品質管理は「最後の砦」です。品質管理が適切に行われることで、顧客からの信頼度は上がります。顧客満足度を高め、企業のブランドイメージを守っているという実感から、やりがいを感じられるでしょう。

・自分で創意工夫ができる

品質管理は柔軟な思考力やアイデア力が求められるお仕事です。自分で創意工夫をしていくことができるので、頭を使う仕事がしたい方はやりがいをもって働けます。

・仕事の成果が目に見える形になる

品質管理は、仕事の成果が不良品の発生率低下やコストダウンといった形になって現れます。日々の業務は地道ですが、自分の仕事の成果をはっきりと実感できるので達成感を味わえるでしょう。

品質管理の大変なところ

・責任重大な仕事

品質管理は企業の信頼度を左右するお仕事です。欠陥のある製品を世に出してしまったら、企業は社会的な信用を失い、経済的な打撃も計り知れません。小さなミスでも許されないという責任を背負って働くことになるでしょう。

・問題解決のために試行錯誤しないといけない

「品質を向上させるためにはどうすればよいか」「製造工程のどこに問題があってどうすれば解決するのか」を常に考えて仕事を進めなければなりません。試行錯誤を繰り返して問題を解決する姿勢が求められます。

・スキルや知識を身につけないといけない

品質管理は業務が幅広く、さまざまなことを覚えなければなりません。未経験者OKの求人であっても、入社した後に経験を積んでスキルや知識を磨く必要があります。

品質管理に向いている人

・コミュニケーション能力がある人

品質管理は現場や他部署、取引先との連携が必要になる仕事です。意見調整や交渉をしないといけない場面も多々あり、また社内外からクレームが入ったときに対応を求められる場合もあります。さまざまな立場の人とコミュニケーションを取ることが重要となります。

・データを扱うのが得意な人

品質管理では膨大な量のデータの収集、分析を行います。理系の科目が得意な人、数字に強くデータの意味を理解できる人、データから原因を推測する思考力がある人が向いています。

・観察力がある人

問題の早期発見をするためには、製品や製造工程に潜む小さな異常に気づかなければなりません。ささいな変化を察知することで、問題が深刻化する前に対処できます。細かいことに注意を払うことができ、問題を見逃さない観察力がある人が向いています。

まとめ

品質管理は企業の信頼を守る重要なポジションです。責任重大で決して楽ではありませんが、自分で創意工夫ができるなどやりがいがある仕事でもあります。業務の幅が広く覚えることも多いですが、求人によっては未経験者でも応募することができます。知識を深めたり資格を取ったりすることでキャリアアップも目指せます。

「品質管理の仕事に興味がある」「自分に合っているかな?」という方はこの記事を参考にしてみてください。

以上で、「品質管理のお仕事」についてお伝えさせて頂きました。

皆様のお役に立てたらうれしい限りです。

ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

「お仕事検索」はこちらから↓↓