クリーンルームってどんなところ?

こんにちは!

北陸(石川・富山・福井)を中心に東海(愛知・静岡)滋賀などで、軽作業系など工場・技術職への人材サービスを展開するエー・オー・シーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを全力サポートさせて頂く会社です。

このブログではお仕事をこれから探す方、今お仕事をされている方にとって、お仕事選びや働き方、工場で働く魅力や本音をお伝えさせて頂きます!

今回は「クリーンルーム」についてお伝えしたいと思います。

工場求人で見かける「クリーンルーム」でのお仕事。言葉から「清潔な作業場」だという事は想像できますが、実際にはどんなところなのでしょうか。気になってはいるけどよく分からないからと躊躇している方もいるかもしれませんね。

クリーンルームの特徴や、働くうえで気をつけること、働くメリット・デメリットなどをこれからご説明します。

クリーンルームとは?

クリーンルームとは、空気中に浮遊する微粒子、微生物が制御され、空気が清浄な状態に保たれている空間のことです。空気中には目に見えない小さなほこりや細菌が漂っています。クリーンルームはこれらが製品に付着するのを防ぐための作業場で、半導体や精密機器、食品、医薬品などの工場に設置されています。クリーンルーム内に供給される材料、薬品、水も不純物やごみを取り除き、さらに必要に応じて温度や湿度、室圧なども調整します。

クリーンルームを導入する企業側のメリットは、ごみなどが混入して不良品が生じないよう管理を徹底できることです。異物混入のトラブルが起きれば企業のイメージダウンにつながる上に、生産停止を余儀なくされるなど大損害を受けてしまいます。クリーンルームを導入することで、不良品の発生率を低下させ、消費者に安心な製品を届けることができるのです。

クリーンルームの種類

クリーンルームは用途別に分けると2種類あります。

・工業用クリーンルーム

半導体、精密機器、液晶、光学機械など、小さなほこりが付着しただけでも品質低下の恐れがある製品を製造するためのクリーンルームです。高性能フィルターの防塵効果で空間を清浄に保っています。また有害物質の除去も行われています。

・バイオクリーンルーム

食品、化粧品、医薬品、医療品など、衛生面が重視される工場に設置されているクリーンルームです。空中に浮遊している細菌や床に堆積した細菌を制御し、大幅に減菌された状態にするために設置されています。病院や研究施設などでも重宝されています。

クリーンルームで働く時のルール

クリーンルーム内での一番のごみ発生源は、実は人間です。毛髪や皮膚片、衣服の繊維くずなどが落下する他、動き回ることで堆積したほこりや細菌を舞い上げてしまいます。クリーンルームでは、他の作業場ではないようなルールがありますが、空間を清浄に保つためのものですので、ちゃんと把握しておく必要があります。と言うと身構えてしまうかもしれませんが、難しいルールではありません。これからご説明していきます。

・クリーンウェアを着用する

クリーンルームで作業する際には、必ずクリーンウェアを着用することになっています。防塵服、クリーンスーツとも言いますが、クリーンルーム内でほこりが発生しないようにするための作業服です。繊維くずが出ない生地でできた作業服にマスク、手袋、ヘアキャップ、作業靴などがセットになっています。これを隙間を作らないようにして着用します。

・入室する時はエアシャワーを浴びる

クリーンウェアを着たら、粘着ローラーで服のほこりを取り、そしてエアシャワーを浴びてから入室します。入室の手順はしっかり守る必要があります。

・私物を持ち込まない

個人のスマホやタオル、ティッシュなどを持ちこむことはできません。決められたもの以外は持ち込みNGです。

・化粧NGの場合がある

化粧や整髪料がNGという職場もあるので事前に確認することをおすすめします。逆に考えるとすっぴんで出勤してもいいという事になります。毎日のお化粧が面倒という人にはメリットですね。

・男性はひげを剃る

衛生面からひげはNGというルールになっているところが多いです。

・クリーンルーム内で走らない

無駄な動きをなるべく少なくするというのも基本ルールの一つです。走るとほこりが舞い上がってしまいますので厳禁です。

・くしゃみ、せきが出る時は入室しない

くしゃみやせきをすると飛沫が飛散してしまいます。クリーンルームで働く際は、体調管理に気を配ることが求められます。ただしクリーンルーム内は花粉などのアレルギー物質が除去されています。働いていてアレルギーが緩和されたという人もいるようですよ。

クリーンルームで働くメリット

クリーンルームでのお仕事の魅力は、クリーンな環境で働けることでしょう。工場の仕事と言うと、きつい、汚い、危険の3Kを想像する人もいるかもしれません。しかしクリーンルームはほこりの発生が制御されている清潔な空間です。油や塗料で汚れるという事もありませんし、体力仕事も少ない傾向があります。また工場では空調が効かず「夏は暑く、冬は寒い」という現場もありますが、クリーンルームは温度、湿度が一定に保たれているので、一年を通じて快適に働くことができます。

お化粧をしなくてよい、というメリットもあります。それに出勤は普段着でOK。オフィスワークで毎日お化粧してスーツを着て出勤、となるとお金もかかりますし、毎朝の貴重な時間を化粧に費やすことになりますよね。それらがしんどいという人にはクリーンルームのお仕事はうってつけと言えるでしょう。作業中はクリーンウェアで顔が隠れますので、周囲の目を気にしなくても大丈夫です。

クリーンルームで働くデメリット

クリーンルームでの作業で大変なことと言えば、人によってはクリーンウェアの着用に抵抗があるかもしれません。全身を覆うクリーンウェアを服の上から着用するので、衣服での温度調節が難しくなっています。クリーンルーム内は空調が効いているので気にならないという人もいるでしょうが、暑さが気になる人はインナーで調整してみてください。

またクリーンルームは入退室に手順があり、クリーンウェアの着脱もあるので出入りするのが面倒というのも難点です。一旦入室するとなかなか出られないので、自分のタイミングで休憩を取ることが難しくなっています。トイレに行くのも大変なので、入室前は必ずトイレに行っておくのがよいでしょう。

まとめ

工場のクリーンルームはごみやほこり、細菌などを除去し清浄を保った作業空間のことで、異物の混入を防いだり、製品の品質を管理したりするために必要不可欠です。空調が効いていてクリーンな環境で働きたいという人には、クリーンルーム内でのお仕事がおすすめです。肉体労働も少ない場合が多く、未経験から始められる求人もたくさんあります。クリーンルーム内で作業をする際は、決められたルールを守ることが大事になります。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れていけばクリーンスーツの着脱などもスムーズにできるようになるでしょう。

是非お仕事選びの参考にしてみてくださいね。エー・オー・シーでもクリーンルームでのお仕事を多数ご紹介させていただいております。是非お気軽にご相談ください。

以上で、「クリーンルーム」についてお伝えさせて頂きました。
皆様のお役に立てたらうれしい限りです。
ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

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