自動車製造のお仕事について調べてみた!

こんにちは!

北陸(石川・富山・福井)を中心に東海(愛知・静岡)滋賀などで 軽作業系など工場・技術職への人材サービスを展開するエー・オー・シーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを 全力サポートさせて頂く会社です。

このブログではお仕事をこれから探す方、今お仕事をされている方にとって、 お仕事選びや働き方、工場で働く魅力や本音をお伝えさせて頂きます!

今回は「自動車製造業」についてお伝えしたいと思います。

工場系求人の一つの大きなジャンルとして自動車製造業があります。コンスタントに求人があり、給与面など条件が良いため、応募を検討したことのある方も多いのではないでしょうか。

自動車製造業の具体的な業務内容はどのようなものでしょう?就職するメリットとデメリット、向いている人の特徴と合わせてご紹介します。

自動車製造業とはどんな仕事?

日本の自動車は海外でも需要が高く、工場では毎日数多くの自動車が生産されています。しかし一つの工場で一から十まで製造している訳ではなく、その工程は細かく分けられています。自動車製造業と一口に言っても、材料からパーツを作ったり、塗装をしたりといった複数の業務を含んでいるのです。

どのような業務があるのか、具体的に挙げていきましょう。

プレス

最初に行われるのはパーツを作り出す作業です。鋼板を必要な大きさにカットし、プレス機にセットして圧力をかけ、パーツの形に加工します。型取りされたパーツは仕上げに研磨されます。

溶接

プレスで成形されたパーツを熱で接合して、自動車の骨格を作っていきます。自動車製造業での溶接はほとんどが自動化されていて、従業員は機械のオペレーター業務が主な仕事となります。溶接の最終チェックや検査、細かい作業などは従業員しかできない作業もあります。特に最終チェックは細かい箇所も確認するので集中力が必要とされます。

塗装

出来上がった自動車の本体部分に塗装をします。塗装にはいくつもの過程があります。

最初に防錆効果のある塗料をまんべんなく塗装します。水性塗料のプールに電気を流し、自動車を丸ごと浸す電着塗装という方法がとられています。

次に鋼板のつなぎ目に水やほこりが侵入しないようシーラー塗装を施します。

そして本塗りへと進みますが、ここも中塗り、ベースカラー塗装、クリア塗装と複数の工程に分かれています。

エンジン製造

自動車の心臓部分であるエンジンは、車体を作る工場とは別の工場で作られています。

材料の金属を溶かし型に流し込んで加工する鋳造という工程、ドリルや研磨機などの機械を使って形を整える工程、表面を高温で処理し硬度を上げる工程、そして出来上がった部品を組み立てる工程と進んでいき、最後に精密検査を行います。エンジンはほんのわずかな不具合も見過ごすことができないので、念入りに検査が行われます。

組立

車体にエンジンやシート、タイヤなどの部品を取り付けていきます。大きな部品は機械で取り付けていきますが、手作業で取り付けるものもあります。その場合はライン作業となり、従業員はそれぞれ割り当てられた部品の取り付けを行うことになります。この工程で自動車が完成します。

検査

完成した自動車は出荷前に厳しく検査されます。自動車の欠陥は人の命に関わるものなので、数百もの検査項目が設定され、全てクリアしたものだけが出荷されます。機械では判別できない細かな部分も人がチェックしていきます。動作確認や走行検査も行われます。

自動車製造業のお仕事を選ぶメリット

作業がマニュアル化されている

自動車工場での作業の多くはマニュアル化されているため、未経験者でも安心して始められるようになっています。入社してすぐに複雑な業務を覚えなければならないといったことはなく、簡単な作業から経験を積み重ねていくことができます。

高収入、福利厚生が充実

工場系求人の中でも、自動車製造に関連する仕事は年収が高めです。正社員ならばキャリアアップを図ることでさらに収入が増えていきます。

契約社員(期間従業員)や派遣社員の場合でも、割安な食堂や寮を利用すれば食費、生活費を節約して貯金をすることができます。入社祝い金を用意しているところもあり、一般的なアルバイトよりも収入が多く得られます。

ステップアップが期待できる

会社によっては、契約、派遣社員の正社員登用を行っており、コツコツと仕事を続けていくことでステップアップが望めます。また資格を取得することで資格手当を受け取るチャンスも!

需要の高い仕事のため安定して職がある

自動車産業は国内外で需要が高く、常に一定の需要があるため急に仕事がなくなる恐れがありません。突然職を失うかもしれないという不安を抱かなくても大丈夫です。

自動車製造業のお仕事を選ぶデメリット

肉体的に疲れる

立ちっぱなしの作業が多く、重い部品を運ばなくてはならないこともあり、体力を使います。特に組立の工程は重たい部品をセットしたり持ち上げる作業もあるので体力が必要となります。

また交代勤務を採用しているところが多いので、夜勤で疲れをためないようにする対策も必要です。生活のリズムが整うよう気をつけ、少しずつ体を慣らすのがよいでしょう。

集中力が必要

作業がマニュアル化されていて未経験者でも始めやすい反面、同じ作業を長時間繰り返すことになるため、集中力の維持が課題となります。単調な作業を精度を落とさずに続ける必要があります。

ライン作業についていくのが大変

工場内で人が行う仕事は主にライン作業になっています。ベルトコンベアのスピードに合わせて作業しなくてはなりませんが、慣れるまではこのスピードが速く感じられ、目の前の作業に追われる状態となります。ミスをするとラインが止まってしまい、後の工程の人に迷惑がかかるというプレッシャーもあります。

慣れるまでは一苦労かもしれませんが、慣れてしまえば余裕を持って作業できるようになります。

自動車製造業に向いている人

車が好きな人

車が好きだから車の製造に関わる仕事がしたい、と思っている人は多いのではないでしょうか。好きな物に囲まれて仕事をするのはなんといってもやりがいがあります。

また、自動車製造業は日本のものづくりを根幹から支える一大産業です。ものづくりの現場で働きたい人にも向いています。

体力がある人

一日中立ちっぱなしのライン作業になることが多く、重量物を持つこともあるので体力が必要となります。とりわけ組立など力仕事の多い工程では、従業員の男女比は圧倒的に男性が多くなっています。

集中力がある人

マニュアル化された作業を延々と繰り返すことになるため、集中力の維持が求められます。車の製造は精度が最重要視されるので、単調な作業でも常に正確に行うことが大切です。一つの作業に没頭するのが好きな人、マニュアル通りにライン作業をこなせる人に向いています。品質の管理部門などでは細かいチェック・検査など繊細な作業も多いため、女性の従業員も多く活躍しています。

まとめ

車が好きな方、モノづくりが好きな方、最新機械・オペレーションシステムに興味がある方には自動車製造の仕事はとてもおすすめです。工程にもよりますがほとんどがマニュアル化していて未経験の方でも活躍されています。作業環境も比較的良く収入面も悪くありません。資格取得によりキャリアップも目指せます。是非お仕事選びの参考にしてみてくださいね。エー・オー・シーでも製造業・自動車製造のお仕事も多数ご紹介させていただいております。是非お気軽にご相談ください。

以上で、「自動車製造業」についてお伝えさせて頂きました。
皆様のお役に立てたらうれしい限りです。
ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

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