【2020年7月】レジ袋有料化スタート!プラスチックごみを減らすために私たちができること

みなさんこんにちは!

エー・オー・シー人材開発室です。

7月1日から、全国でプラスチック製の買物袋の有料化が始まります。

これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考え、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。

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日本は、一人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界で2番目に多い国

日本人としてショックではありませんか?

確かに私たちは、毎日のようにプラスチックで包装された商品を購入し、プラスチックごみを出していますよね。お店でもらうレジ袋、プラスチック製のスプーンやストロー、商品のパッケージ…。

外国人旅行者は、日本の過剰包装に驚くといいます。他先進国に比べても日本人の環境問題に対する意識は低いんです。

なぜプラスチックごみが問題なの?

このままだと、2050年には海のプラスチックごみは魚の量を上回ると予測されています

2019年3月、フィリピンの海岸に打ち上げられたクジラの胃から40kgものビニール袋が出てきたというニュースがありました。日本でも、2018年の夏、神奈川県鎌倉市の浜辺に打ち上げられたクジラの赤ちゃんの胃の中からプラスチックごみが出てきました。このように死んだクジラの胃からビニール袋などのプラスチックごみが発見される例が世界各地でいくつも報告されています。クジラは海に漂流するビニール袋をエサと間違えて食べてしまいます。しかし、ビニール袋は消化されないため、クジラの胃の中がビニール袋でいっぱいになり、魚などのエサが食べられなくなって死んでしまったと考えられます。

他にもウミガメやイルカ、海鳥など他の海の生き物でも、海に漂流しているビニール袋などのプラスチックを食べたり、プラスチック製の袋や網が体にからんだりして、死んでしまったり傷ついてしまったりする例が数多く報告されています。また、プラスチックごみが小さな破片になった「マイクロプラスチック」を、魚や貝などがエサと間違えて食べてしまう例も確認されています。

なぜ、海の生き物がプラスチックを食べてしまうのでしょうか。

それは、私たちが使ったプラスチックのごみが、大量に海に流れ出てしまっているからです。海に流れ込むプラスチックごみは年間500万~1,300万トンとも言われています(ある研究者の推計)。プラスチックは自然分解されないため、ずっと海に残ります。

なぜプラスチックごみは海に流れてしまうのか?

プラスチックは、軽くて丈夫で持ち運びしやすい、様々な製品に加工しやすいなど、多くのメリットがあり、世界中で様々な製品に使われています。
しかし、その中には、レジ袋やペットボトル、使い捨ての食器、商品のパッケージなど、使い捨てにされるプラスチックもたくさんあります。そうしたプラスチックごみがポイ捨てされたり、屋外に放置されたりすると、雨や風によって河川に入り、海に流れ出てしまいます。海のプラスチックのほとんどは陸からプラスチックごみです。
海に流れ出たプラスチックのごみは、潮の流れや風の力によって遠くまで運ばれたり、水面や水中を浮遊して遠くまで運ばれたり、海底に沈んだりしています。

環境省の調査によれば、平成28(2016)年度に全国で回収した漂着ごみはおよそ3万トンです。それを種類別にみると、プラスチックごみが最も多くなっています。外国から流れ着いたプラスチックごみもありますが、多くは日本国内から出たプラスチックごみです。つまり、私たち自身が捨てたプラスチックごみが、日本の海岸を汚したり、海の生き物に悪影響を与えたりしている原因になっているのです。

ペットボトルなどの容器包装から家庭用品やオモチャまで、日常生活のあらゆる場所で利用されているプラスチック。便利な一方で、ポイ捨てなど不適切に処分されたプラスチックごみが大量に海に流れ出て、海の環境を汚し、海の生き物にも悪影響を及ぼしているんです。

参考: 『政府広報オンライン』暮らしに役立つ情報 「 海のプラスチックごみを減らしきれいな海と生き物を守る!~「プラスチック・スマート」キャンペーン~

日本はG7で最も環境に関心・意識が薄い!

G7各国の企業関係者700名を対象に行われたアンケートによると、環境問題やマイクロプラスチックの問題に対し、日本は最も意識が低い国であることがわかりました。 7つの先進国と言われるG7は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、そして日本を指します。「環境問題にどの程度関心がありますか?」と質問をしたところ「関心がある」と答えたのは、全体で53.9%となりました。
最も多く「関心がある」と答えたのはイタリアの77%で、次にフランスの69.0%、イギリス・ドイツの54.0%、カナダが50%、アメリカが48%と続き、最下位は日本の25.0%。

世界中でマイクロプラスチック問題が広がる中、脱プラスチックに取り組む企業も少なくない中、G7の中で日本が最下位という結果になってしまいました。

プラスチックごみの中でも、廃棄数が多いとされるペットボトルについても、日本の意識の低さが見られました。
日本の会社の75.0%が脱ペットボトルを「意識していない」と回答し、脱ペットボトルの行動をしているかどうか、という質問に対しても、78.0%の会社が「行動していない」と回答していました。また、会社でペットボトル製品の利用状況についても、日本は73%が「特に制約なく利用している」と回答。

もちろん日本にも環境に優しいプラスチックカップ を作っている会社など、環境問題に力を入れている会社もあります。日本でも企業が率先してプラスチックを使用しない包装、環境に優しい包装に力を入れてほしいですね。

リサイクルごみで出しているけどダメなの?

日本では、 プラスチックごみを分別回収し、リサイクルする社会の仕組みもできています。しかし、日本の廃プラスチックのリサイクル率は27.8%で、リサイクルがあまり進んでいません。回収された容器包装プラスチックの半分以上は燃やして発電や熱利用に使われ、14%は未利用のまま、焼却や埋め立てることで処分されているのが実情です。
もっとプラスチックの3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進め、プラスチックを有効に、賢く利用することで、プラスチックごみも減らすことができるはずです。

プラスチックごみを減らすための行動

プラスチックの3R (リデュース・リユース・リサイクル) を進めるためには、私たち一人ひとりが毎日の暮らしの中でプラスチックごみを減らす取組をしていくことが重要です。次のような行動を参考に、できることからライフスタイルに取り込んでいきませんか。

  • マイバッグを持参し、レジ袋はもらわない
  • マイボトルを持ち歩き、プラスチックのカップを減らす
  • マイ箸を持ち歩き、プラスチックのスプーンやフォークを減らす
  • プラスチック製のストローの使用を控える
  • スーパーなどで食品を小分けにするポリ袋の使用を減らす
  • 詰め替え用ボトルなど繰り返し使えるものを選ぶ
  • 食品の保存はふた付き容器を使い、ラップの使用を減らす
  • 買い物のときには簡易包装を頼む
  • 海・川・山のレジャーではごみを持ち帰る
  • 屋外で出たごみは家に持ち帰って処分する
  • 河川敷や海岸の清掃活動に参加する
  • ごみは所定の場所・時間に、分別して出す
  • ごみのポイ捨て、不法投棄はしない

海のプラスチックごみは地球の環境を変えてしまうものです。減らすために、私たち一人ひとりのプラスチックとの賢い付き合い方が問われています。

以上で「【2020年7月】レジ袋有料化スタート!プラスチックごみを減らすために私たちができること」をお届けしました。

皆様のお役に立てたらうれしい限りです。

ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

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