今年も暑い!マスクも危険!熱中症にならない予防策

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北陸(石川・富山・福井)を中心に東海(愛知・静岡)滋賀などで 軽作業系など工場・技術職への人材サービスを展開するエー・オー・シーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを 全力サポートさせて頂く会社です。

今回は「熱中症にならない予防策」についてお伝えしたいと思います。

今年の夏も猛暑?

これから夏本番を迎え、気温もぐっと上がってきましたね。今年の夏はどのくらい暑いのでしょうか?長期予報によると、今年の夏の暑さは平均並みか平均より高いそうです。今年もとっても暑くなりそうですね。

暑い夏には気をつけたい熱中症

暑くなる時期に警戒しなければならないのが熱中症です。近年の夏は猛暑日の日数が増加傾向にあり、熱中症のリスクが高くなっています。毎年5万人程度が熱中症で救急搬送されているそうです。また、コロナ流行下では暑い夏でもマスクを着用して外出をしている訳ですが、マスクを付けていると熱中症にかかりやすくなってしまうのです。

どのように夏を過ごせば熱中症のリスクを下げられるのでしょうか。これからご説明していきます。

熱中症とは?

熱中症とは暑い環境に体が適応できず、体温を調節する機能が働かなくなったり、体内の水分と塩分のバランスが崩れたりして起こる、頭痛、倦怠感、めまいなどの症状の総称です。

気温が高くなると体温も上昇しますが、普段であれば体温調節機能が働き、末梢の血管の血流量が増えることで皮膚から熱を体外に放出します。同時に汗をかき、気化熱で体温を下げようとします。しかし体温調節機能がうまく働かなくなると、熱が体内にこもり体温が下がらなくなります。また大量の汗をかくことで体から水分と塩分が失われ脱水状態になってしまいます。このような状態が続くと、体のさまざまな部分がダメージを受けてしまうのです。重症になると意識障害を引き起こし、最悪の場合は死に至る危険な病気です。

熱中症が起こりやすい条件

かつては炎天下に屋外で活動しているとかかるというイメージを持たれていましたが、現在では屋内で何もしていなくてもかかったり、就寝中にかかったりすることもあると認知されてきています。

もちろん気温が高く日差しが強い屋外は熱中症のリスクが高い場所です。日差しが強いと地面からの照り返しも強くなり、下からも熱気が上がってきて高温になります。しかし、締め切った室内や体育館など熱がこもりやすい空間でもリスクは高くなります。

気温はそれほど高くないけど湿度が高いという場合も要注意です。湿度が高いと汗をかいても蒸発せず、気化熱で体温を下げるのが難しくなってしまいます。同様に、風がない場所でも気化熱が発生しにくくなります。

環境だけでなく体の状態も影響します。乳幼児や高齢者は、体温調節がうまくできないため熱中症になりやすく注意が必要です。疲労や睡眠不足、二日酔いなどの体調不良も熱中症のリスクを高めます。

また、激しい運動をすると体温が上がり汗をかきます。気温が高い中でのスポーツや重労働も熱中症を引き起こす要因になります。

「熱中症?」と思った時の対処法

熱中症の症状は重症度によって3段階に分けられます。

Ⅰ度(軽症):めまい・一時的な失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗

Ⅱ度(中等症):倦怠感・虚脱感、頭痛、吐き気・嘔吐

Ⅲ度(重症):意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温

熱中症が疑われる人がいる時は、直ちに応急処置を行います。

・風通しの良い日陰やクーラーが効いた室内など涼しい場所に移動させ、衣服を緩めます。

・体に水を吹きかけたり濡らしたタオルで拭いたりした後、うちわや扇風機で風を送り気化熱で体温を下げます。

・氷嚢や保冷剤があるなら、首や脇の下、足の付け根など大きな動脈が通っているところにあてると、全身を効果的に冷やすことができます。

・水分補給をします。塩分を同時に補える経口補水液かスポーツドリンクがよいでしょう。

応急処置をしても症状が回復しない場合や、自力で水分を摂取するのが困難な場合は医療機関に行って処置してもらいましょう。特に、意識障害などⅢ度相当の症状が出ているときは一刻を争う状態なので、迷わず救急車を呼びましょう。

熱中症を予防するには

熱中症は普段から気を付けて対策を取ることで防ぐことができます。「暑さを避ける」「水分補給をする」「体調を整える」の3点が熱中症対策の柱となります。

・暑さを避ける

暑い日や暑い時間帯は外出をなるべく控えるのがベストです。外に出る時は日陰を歩くか、帽子や日傘で直射日光を避けるようにすると体への負担が減ります。

室内にいる時はエアコン、扇風機で部屋の温度と湿度を下げます。就寝時もエアコンを適度に利用して睡眠環境を整えましょう。節電のために暑さを我慢するのは避けたほうがいいですよ。

服装でも暑さを調整できます。通気性の良い綿、麻の服や、吸湿・速乾素材の服を選ぶと快適に過ごせます。

・水分補給をする

のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をすることが重要です。

運動などでたくさん汗をかいたときには、スポーツドリンクを摂取すれば失われた塩分を一緒に補うことができます。塩飴や塩分タブレットを活用するのもいいですね。

日常的な水分補給は水や麦茶、ルイボスティーなどノンカフェインの飲み物が適しています。カフェイン、アルコールは利尿作用があるので、お茶やコーヒー、お酒の飲みすぎには注意が必要です。

また水分、塩分は食事からも補えます。食事を抜くと脱水状態になりやすくなってしまうので、食事はきちんととるようにしましょう。

・体調を整える

体が暑さに慣れることを暑熱順化といいます。暑熱順化が進むと体温調節機能が暑さに適応し、熱中症になりにくくなります。体を暑さに慣らすためには、普段から無理のない範囲で運動をするのが効果的です。入浴も暑熱順化に効果があります。

また疲労や睡眠不足で体が弱っていると熱中症のリスクが高くなってしまいます。質の良い睡眠、栄養バランスの良い食事など体調管理に気を配るのも熱中症対策と言えます。体調が悪い時は無理して活動せず休養をとりましょう。

マスク着用の夏!熱中症に注意

新型コロナウイルス感染症の予防のため、マスクの着用が求められています。しかしマスクを着用していると顔に熱がこもってしまい、またマスク内の湿気のため喉の渇きを自覚しにくく水分補給を忘れがちになり、熱中症になりやすくなってしまいます。コロナ感染対策をしつつ熱中症を予防する方法は「適宜マスクを外す」ことです。

・野外で、人と2メートル以上離れているときはマスクを外す

・人と十分に距離を取ってマスクを外す休憩時間をこまめにとる

・マスクをしている時は負荷のかかる作業や運動は避ける

・いつもよりさらに水分補給を心掛ける

以上のことに気を付けて、熱中症を回避しましょう。

また感染症対策のためにこまめな換気も求められていますが、空気を入れ替えるために定期的に窓を開放すると、エアコンを入れていても室温が上がってしまいます。エアコンの温度設定をこまめに調整して乗り切りましょう。換気中でもエアコンを止める必要はありません。

まとめ

近年、夏の高温化が進んでいます。熱中症対策は必須と言えるでしょう。気温や湿度をチェックし、暑さがひどい時は不要不急の外出を避けるなど熱中症から身を守る行動をとることが大切になってきます。室内でも熱中症は起こるので注意が必要です。温度計や湿度計を部屋に置いておき、エアコンの設定をする際の目安にするのも有効な対策です。

コロナ禍での夏のマスク生活は熱中症の危険性を高めてしまいます。状況を見てマスクを外し、熱中症対策とコロナ感染対策を両立させて夏を乗り切りましょう。

以上で、「熱中症にならない予防策」についてお伝えさせて頂きました。
皆様のお役に立てたらうれしい限りです。
ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

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